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コラム一覧

2017年11月

価格の種類は少なめに

価格の種類は少なめに

飲食店で見たふたつのメニュー表です。下記の価格リストを見比べた時に、どちらが見やすく、予算をイメージしやすいですか? Aの価格リスト 380円 380円 480円 480円 580円 580円 Bの価格リスト 320円 350円 430円 480円 560円 540円 Aの価格の種類は3つ、Bの価格の種類は6つ。価格の種類が多ければ多いほど、予算をイメージしにくくなります。前回のコラムでお話した「端数価格」を活かして安いイメージにしたくても、Bの価格...

端数価格で「安さ」を演出

端数価格で「安さ」を演出

端数価格とは、1000円や300円といった切りの良い価格ではなく、980円や280円のように端数にする価格です。端数価格は、お客様に価格以上の「安さ」を感じさせます。 例えば、1000円と980円。価格差は20円ですが、見た目の印象は、それ以上の価格差を感じます。これは人間の脳は、価格の一番左端の数字を重要視するからです。一番左端の数字ほどお金の単位が大きいため重要度は大きくなりますが、価格の右端にいくほどお金の単位が小さくなるため...

注文率が上がるメニューの配置(後編)

注文率が上がるメニューの配置(後編)

価格順に並べると中間帯がよく売れる 今度は中間に置いたほうがよい例です。ワインリストでは価格順に並べているお店が多いですが、例えば、2000円台、3000円台、4000円台のラインナップの場合、どのお店に聞いても中間の3000円台がよく売れるといいます。人は3つの選択肢があった場合、真ん中を選ぶという心理傾向「松竹梅の法則」が働くからです。その比率は松2:竹5:梅3だといわれています。宴会コースで中間の価格帯が一番選ばれるのも、そ...

注文率が上がるメニューの配置(前編)

注文率が上がるメニューの配置(前編)

前回のコラムは、メニュー表のどこが一番注文率が高い「スペース」になるのかについてご紹介しましたが、今回はメニューを並べる「順番」についてお話します。 最初と最後は記憶に残り、中間は忘れがち 突然ですがテストです。下記のメニューに目を通してください。次にメニューを見ないで、どれだけメニュー名を覚えているか順番は気にせずに書き出してみましょう。 ●国産枝豆 ●あさりの酒蒸し ●塩だれキャベツ ●豚キムチ ●まぐろ刺身...